リレンザとタミフルの写真

リレンザはインフルエンザの治療薬として初めて開発された薬です。しかしタミフルの名前の方が有名であったりします。果たしてどちらの方がインフルエンザに対して有効なのでしょうか?

病院でリレンザを処方してもらったが出勤停止

冬の時期に39度以上の高熱が出た場合、まず疑うべきはインフルエンザです。
インフルエンザは空気感染で伝播する感染力の強いウイルスです。
感染力が強いが故に、学校や職場でひとりが発症すると、蔓延を阻止するために出勤停止や出席停止の措置が執られることはままあります。
病院にかかると、診察を行います。最近は、鼻腔の粘液から即日でインフルエンザかどうか確認できる検査キットがありますが、この検査の検出率は低く、インフルエンザかどうかを100%判断できるとは限りません。
そこで、症状からインフルエンザかどうかが疑わしいと思われる場合、またはインフルエンザにかかって2日以内だと考えられる場合はリレンザという吸入薬が処方されることがあります。
リレンザはブリスターから粉薬を吸入するタイプの薬剤で、インフルエンザウイルスがまだ気道内で繁殖を続けている段階だと考えられる場合に、ウイルスの増殖を抑制します。
リレンザはこのような作用機序であるがために、インフルエンザ発症から早期のうちか、あるいはインフルエンザかどうかわからないが疑わしい場合に予防としての投与に使われます。
熱が出てから何日も経っている場合はこの薬品はあまり効果がないといわれており、かわりにタミフルなどが処方されることがあります。
ちなみにタミフルに対して市販の風邪薬は併用できない物が多いです。また、上記の通り早期に病院にかかった方が、使用できる薬、対処の方法の幅が広がるため、『薬を飲んで寝ていれば治る』とか『会社は休めない』といって受診を遅らせない方が結果的に病気が私生活に与える影響を少なく出来ます。
しかし、予防的投与のリレンザが処方されたからと行って出勤停止・出席停止にならないかどうかは最終的には勤務先・学校での判断となります。場合によっては出勤停止の指示になることもあるため、冬期に発熱があった場合は勤務先に確認することが重要です。